チャレンジ漆喰塗り!
ハーフビルドで建築中の我が家。
7月の終わりから8月にかけて家の完成検査や住宅ローンの決済や登記や引っ越しなど色々が重なって大忙しでした。。
その上本業の仕事も忙しくなりかなり大変な状況が続きましたがなんとかその山場を乗り越えて今は無事に新居で暮らしています。
去年から続けているハーフビルドでの家づくりですが、なんとか引っ越すところまできました。。
内装はまだ途中で石膏ボードどころか断熱材も見えているところもありますが、そこは住みながら少しずつ進めて行こうと思います。
何はともあれ銀行やら完成検査やら工事の進捗やら色々なものから追われる状態からはとりあえず脱したので、精神的にはかなり楽になりました。
後は期限は気にせず新しい環境を楽しみながらのんびり仕上げていこうと思います。
1ヶ月近く前の話になりますが妻と2人で漆喰塗りにチャレンジしてみました。
塗る場所は玄関ポーチの壁と天井。
我が家の外壁は杉板の渋めの色なので玄関は明るくしようという事で漆喰に決めました。
下地は防水仕様の石膏ボード。
ここは後々に扉を付けて風除室のようにしようと思っています。
まずは隅々までテープで養生。
そして石膏ボードの隙間やビスを打った穴の隙間に漆喰を入れていきます。
使用した漆喰はDIY漆喰では定番、日本プラスター株式会社の「うま〜くヌレール」。
開けたらすぐ塗れるという優れもの。
ただ、便利な分割高なので広い面積に塗ろうとするとすごい金額になります。。
今回はかなり急いでいて、塗る場所も玄関ポーチだけなのでこれで一気に終わらせてしまうことにしました。
一度目は薄くザッと塗ります。
塗りムラがあっても気にしません。
天井が上を向いての作業なので大変。。
乾くのを待って二度塗り。
全く初めての経験でうまく塗れているのかよくわかりませんが、2人でなんとかポーチ内全部塗れました。
塗ったばかりの壁に蛾が。。
白壁の陰影がいい感じ。。
そこそこ手間はかかりますが初めてでも結構すんなり塗り終わりました。
次は洗面台の造作です。
足場が、、とれた。。
外壁が終わり、長らくお世話になった足場が外されました。
早く見たいと思っていた足場が取れた姿。。
やっとここまで来たという感じ。。
足場が無いと見た目の印象もずいぶん変わるので改めて色々な角度から眺めてしまいました。
隣の唐松の森が映る北側の窓。
奥に一坪分引っ込んだ玄関ポーチ。
後々扉を付けて風除室のようにしようと思っています。
二階に見える掃き出し窓は後々ベランダを付けて南アルプスを望む特等席になる予定。
ベランダができるまでは落ちたら危ないので内側から柵を付けておきます。
足場がなくなると庭が少し広く感じます。
今は土がむき出しなので、建物が所在無げに建っている感じがします。
庭木を植えたりグランドカバーを植えたりウッドデッキを作ったり、、
早くいい感じの雰囲気にしたい。。
それにしてもずいぶん沢山の板を張ったな〜としみじみ眺めます。
杉板を少しずつ重ねながら張っていきました。
下見板張りとか鎧張りとか言われるそう。
角の部分などの収め方が少し大変でしたが、この独特の風合いが気に入っています。
業者の方が電気を繋いでくれました。
今まで外の仮設の電気から延長コードで電源を取っていたので、これからは中のコンセントを使えるようになってかなり嬉しい。
水道も繋がりました。
家のキッチンやお風呂から水がでる、、
何よりトイレが使えるのが夢のよう。。
中は仕上がり切ってないですが、8月中には引っ越す予定。
今住んでいる賃貸物件の不動産屋さんにも8月いっぱいで出ると伝えてしましました。
もう後には引けません。。
岐阜から見学者来訪
八ヶ岳も夏真っ盛り。
先日工務店からハーフビルドの家を見たい方がいるので我が家を見学させて欲しいと連絡がありました。
工務店の社長さんが連れてきてくれたのは岐阜県からいらっしゃった若いご夫婦と2歳の女の子の3人家族。
ハーフビルドで家を建てようと計画中だとか。
大人が家づくりの話をしている間に遊び始める子どもたち。
ウチの子どもも3歳と1歳なのですぐ仲良くなります。。
建築現場ならではの石膏ボードでお絵かき。
その後は一緒にお昼ご飯を食べに行こうという事で、ちょうどその日に「Hi LIFE!八ヶ岳」というイベントがやっていたのでお昼ご飯がてら一緒に遊びに出かけました。
会場はスキー場。
リフトに乗ったり
ちょっとしたアスレチックで遊んだり。
さらにその日は車中泊の予定という事なので、それならウチに泊まっていけばという事で急遽今住んでいる我が家に泊まっていくことに。
夜は大人はビールを飲んだり子どもたちはおもちゃで遊んだり。。
初対面同士で急に家に泊まったり、、こういう事が起こるのは田舎暮らしならではな気がします。。
外壁ができた〜!!!
一気に夏らしくなってきた八ヶ岳エリア。
車を走らせれば絵本の中のような風景が広がってます。
子どもたちも初めて買ってもらった虫網でバッタ探しに夢中。。
建築中の我が家は先々週と先週で一気に外壁張りを進めました。
我が家の外壁は杉板を下から上へ張っていく鎧張り。
足場の上の方になってきたので上り下りが大変だし結構怖い。。
また兄が手伝いに来てくれました。
下で兄に材料を切ってもらい上で僕が張っていきます。
西側の面が完成!
たまに雨がパラつく天気だったのでキャンプ用のタープを出してきました。
これで少しの雨なら大丈夫。
日除けにもなるのでこれからは必需品になりそう。。
2日間で残りあと少しのところまで進められました。
2人でやるとスピードが違います。
次の日は鎌倉から友達が手伝いに来てくれました。
ラストを一気に仕上げて、、
完成〜〜〜!!
外壁の作業を始めたのが確か去年の10月。。
ずいぶん時間がかかってしまいました。。
最初に始めた外壁塗装の頃の写真を見返すと長男も今よりだいぶ幼いし、、
今は走り回ってる次男に至ってはまだようやくハイハイを始めた頃。。
それだけ時間かかったということです。。
外壁の完成はハーフビルドを始めて一番嬉しいかも。。
終わってから日が暮れるまで外に椅子を出してしばらく眺めて過ごしました。。
これでやっと足場が外せます。
足場が取れれば水道もつなげます。
電気工事も始まるので一通り住める状態になったら引っ越してしまおうと思ってます。
漆喰塗りなど内装の仕上げは住みながら少しずつやっていく予定。
それにしても外壁が終わる時が来るとは想像できませんでした。。
色々な人に手伝ってもらって本当に助かりました。
ありがとうございました!
しばらくは外壁完成の達成感を楽しもうと思います。。
はじめてのタイル張り 〜トイレの壁編〜
我が家のトイレは洗面脱衣所と一緒になっています。
そのトイレの部分だけ壁にタイルを張ることにしました。
サンワカンパニー でタイルを購入。
20センチ角の白いタイル。
タイル張りはまったくはじめての事なのでネットで色々と情報を調べてからいざチャレンジ。
何枚並べてどこでタイルを切断するかなどあらかじめ割り付けを考えておく必要があるため、試しに並べてみます。
割り付けのイメージができたらタイルの厚みを残して床を養生。
タイルを張る基準になる位置に鉛筆で印をつけてから接着剤を塗っていきます。
下地は石膏ボード。
ざっと接着剤を塗りつけた後、ギザギザになっているコテで櫛目を入れたらタイルを押し付けて張っていきます。
タイル張りは面白そうと思ったのか珍しく妻が率先してやってくれました。
タイルとタイルの間に3ミリのスペーサーを挟みながらなるべく一定の間隔で張っていきます。
トイレの後ろ面が張り終わりました。
端っこはタイルを切らないと収まらないので、工務店から借りたタイルカッター の出番。
本当にこんなので硬いタイルが切れるのか。。
ローラーを押し付けてタイルにキズを付けて。
圧力をかけると、、
パキッと割れました。
想像以上に簡単に割れる。。
接着剤が乾く前に張らないといけないので、僕が切って妻が張って協力して進めていきます。
難しかったのはコンセント部分。
ちょっと変わった感じになりましたがなかなかうまくできました。
角のところが隙間が空きすぎてますが、トイレの後ろの奥であまり目に付かないところなので目地を入れてごまかします。。
全て張り付けて2日ほど乾かしたら今度はタイルの目地入れ。
妻が大胆にドバッと目地材を塗りつけていきます。。
(これ、後でタイルについた余分な目地材を拭き取るのがかなり大変でした。。)
タイルについて調べていると目地の汚れが気になる、、という意見が多かったのでなるべく汚れの目立たなそうなリクシルの防汚目地材スーパークリーンというものを選びました。
色はグレー。
一通り目地を入れてタイルについた余分な目地材を拭き取ったらサランラップを貼り付けてまた1日か2日乾かします。
グレーの目地を入れるとグッと引き締まった印象。
タイル以外の壁にはシナベニヤ を張りました。
ちょうどトイレの便器が届いたので置いてみると、、
なかなかいい感じ。。
はじめてのタイル張りでぶっつけ本番でやってみた割にはうまく仕上がった気がします。
妻も満足そう。。
最近続いている石膏ボード張りに比べるとタイル張りは見た目にダイレクトに関わってくるので張り終わった後の嬉しさが違います。。
そんなに難しくないことがわかったのでキッチンや洗面台などの他の場所でもタイルで遊んでみたいと思いました。
サンワカンパニー のキッチンを自分で設置、、できた?
前回に引き続きキッチンを自分で設置できるのかのチャレンジの続きです。
前回は台輪とキャビネットだけ設置したところで中断しました。
今回は天板部分の設置です。
シンクが付いている一番楽しみな部分。
とりあえずダンボールからオープン。
妻と2人でよいしょと持ち上げてキャビネットの上にドスンと置きます。
ワークトップを載せるとよりキッチンらしくなり、「うちのキッチンはこんな感じか〜」と妻と2人でしばし感激しました。
水平器でちゃんと水平が出てるかもチェック。
キッチンの横幅はいくつか選べるうちの2700mmを選びました。
今まで賃貸の狭いキッチンだったので広いシンクが嬉しい。。
我慢できずに天板の養生を少しだけめくってみました。。
ステンレスの天板は標準はヘアライン加工。
我が家はオプションで少し増額になりますがバイブレーション仕上げを選びました。
傷が目立ちにくい等のメリットがあるようですが、単純に見た目がバイブレーション仕上げの方が好みでした。
あとは水栓とコンロを付けるだけ。
水道とガスの接続は業者の方がやってくれます。
サンワカンパニー のグラッド45 の設置ですが、ここまでやってみて今のところめちゃくちゃ簡単。。
水栓やコンロはまた今度やってみよう。
次はトイレの壁のタイル貼りにチャレンジです。
キッチンを自分で設置、、できるのか??
我が家のキッチンは色々悩んだあげく、
サンワカンパニー のオールステンレスキッチン、グラッド45 にしました。
キッチンの仕様やオプションで金額が全然変わりますが我が家の場合は大体40万円くらい。
これに配送設置サービスを付けるとさらにプラス15万円位かかります。。
この15万円を節約したい、、ということで自分でやってみることに。
キッチンが到着するタイミングに現場に行って
配送業者の人と2人で中に運び込みます。
結構重いですが男性なら大丈夫な重さ。
ただワークトップなどはかなり長いので搬入経路はちゃんと確保しておかないと大変です。
施主支給で選ばれる事も多いサンワカンパニー のキッチン。
配送設置代金を浮かせたいと考えている人もいると思うので、参考までに僕が試しにやってみます。
今日の相棒は結構前にハーフビルドの我が家を見学に来てくれた広島の大学院生M君24歳。
建築を学び、大学院でセルフビルドをテーマに論文を書いているという彼。
セルフビルドの人を訪ねて回って八ヶ岳に来ているという事で、今日1日手伝ってくれることになりました。
まずはダンボールやビニールをはがしてキッチンを所定の位置にただ並べていきます。
ろくに説明書も読まずに始めたので最初の失敗が下の写真。
引き出しなどが付いているキャビネットを直接床に置いちゃってます。。
試しに引き出しを開けようとしたら床にぶつかって開かない、、というところで間違いに気がつきました。
まずは下に台輪というものを置いてその上にキャビネットを置くみたい。
キャビネットはシンク下とコンロ下と作業スペース下の3つに分かれているので、我が家の場合は奥からコンロ下、作業スペース下、手前にシンク下と並びていきます。
青い色は養生テープが貼られています。
剥がせばステンレスの銀色。
ただ並べるだけでもうそれっぽい、、?
それにしてもキッチンを箱から出すにしても移動するにしてもM君と2人でやるととても助かります。
この時点で、あれ?もしかして簡単にできちゃうかも、、という余裕が出てきました。
並べた後はキャビネット同士をボルト?で固定して。
キャビネットと下の台輪をビスどめします。
この後ワークトップを乗せていくのですが、今日はここで一旦終了。
キッチンが中心になるような家にしたいという思いがあったので、キッチンは我が家の特等席。
料理をしながら南アルプスや庭が眺められます。
続きはまた今度。
手伝いに来てくれた大学院生のM君は石膏ボード張りなども想像以上に熱心に手伝ってくれました。
家が完成したら今度は泊まりで遊びに来てくれるとか。
お酒も好きらしいので楽しみ。
ハーフビルドをやっていなかったらまず無かった出会いです。
ありがとうございました〜。