こどもと一緒にドコ住もう。

標高1000m、八ヶ岳の麓へ家族4人でお引越し。子育て、テレワーク、そしてハーフビルドで家を建てるまでの日々の記録です。

予算は10万円!単管パイプdeウッドデッキ!!!

7月の話。

ずっとやりたいと思っていた

我が家のウッドデッキ 作りを

ようやく実行に移せたのでその過程を紹介。

 

今回は最近お世話になっている

知り合いの大工さんに手伝ってもらう事に。

 

その大工さんにこんなやり方もあるよと

お勧めされたのが、

土台を単管パイプで作るという方法。

基礎はコンクリートブロックを地面に置くだけ。

 

我が家のような標高の高い寒冷地は

冬場に寒くなると霜で基礎が持ち上げられて

しまうらしく、凍結深度というものを考慮して

本当はかなり深く地面を掘って基礎をしっかりと

作らないといけないらしい。

だがそうなると作業も大変になってくる。

もっと簡単なやり方をということで

単にコンクリートブロックを地面にポンと置いて

その上に単管パイプのベースを置いてしまう。

凍結で地面が持ち上がったり

春になって下がったりした場合の対応は

単管パイプの足をジャッキ付きの足にしておいて

後から高さを調節できるようにする。

この単管パイプウッドデッキ 工法のメリットはまず作業が簡単。

単管パイプ部分は腐らない。

木材部分が腐ったとしても修復が簡単。

後で庭造りで変更が出てもウッドデッキ の移動が可能。

もしいらなくなっても撤去が比較的楽。

ここまでのメリット部分でもう

この方法でやることに決めた。

 

1つだけ気になったデメリットは見た目。

単管パイプの見た目があまり好きではない。

ただこれには解決策があって、

最後に周りに木材を張って隠してしまえば

外からは単管パイプがあまり見えないので大丈夫。

 

作るデッキのサイズは間口4m奥行き2m。

このサイズだと単管パイプやデッキの木材を

1番無駄なく使えて、切ったりする加工も少なくてすむらしい。

 

梅雨が明けたらやりましょうという事になっていたが、

今年の梅雨の長雨。。

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雨、雨、雨、雨、雨、、、八ヶ岳エリアも雨ばかり。。

早く始めたいのに始められないウッドデッキ作り。

こんなに天気でフラストレーションをためたのは初めて。。

梅雨のさなかの肌寒い日、

家の湿気を取るのに薪ストーブを焚くといい

というのを何かで見て

7月だというのに久し振りに火を入れてみた。

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子供たちも久し振りで珍しいのか

ぼーっと火を眺めたり。。

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あったかいし室内の洗濯物もよく乾くしいい感じ。

そんなことをしながら梅雨明けを今か今かと待つ。。

 

やっと雨が上がって梅雨明けだー、

となったと同時に近くのホームセンターに

材料を買いに走った。

単管パイプは長さが4mあるので

ホームセンターでトラックを借りる。

軽トラは運転した事はあるけどこのサイズのトラックは初めて、、大丈夫か。。

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これがジャッキ付きの足。

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部材同士をつなぐクランプ類。

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その他コンクリートブロックや単管パイプを

荷台に積み込んでゴー!

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次の日さっそく大工さんが来てくれて作業スタート。

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まずは軽く地面を平らにして

コンクリートブロックを並べた上に

ジャッキ付きの足を置いていく。

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横では平行して妻が木材に塗装作業。

助かる。。

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使った塗料はキシラデコールのシルバーグレー。

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木材は大工さんが材木屋さんに発注して

家まで届けてくれた。

杉材に防腐剤が注入してあるらしく耐久性がかなり高いのだとか。

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大工さんと2人で単管パイプをこんな感じに組んでいく。

水平垂直は何度もチェックする。

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最近色々相談させて頂いて

お世話になっている大工さん。

とても腕がいいと評判で、

一緒に作業させてもらうとすごく勉強になる。。

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我が家は素人の自分たちで少しづつ家づくりを

しているので、こういう経験豊富な大工さんとの

出会いはとても大事。。

 

根太を固定したところで大工さんの作業は終了。

朝から始めてお昼に終わってしまった。。

ありがとうございましたとお見送りをして、

一人作業スタート。

だがここまでくればもう出来たも同然。

あとはただひたすら板を張っていくだけ。

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隙間にこれを挟んで間隔を一定に張っていく。

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この皿取錐で下穴を開けてからビスを打つ。

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何もせずに打つより見た目がきれい。

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一枚張っていくごとに出来上がりが見えてくる。

ヒグラシが鳴く心地いい夕暮れの中、

この夏このデッキの上でできるであろう

色んな事に想いを馳せながら手を進める。

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そして、、薄暗くなってきた頃に完成。

 

1日でできると思わなかった。。

半日でも大工さんに手伝ってもらうと作業が驚くほど早い。

 

今回のウッドデッキ で気に入ったのが補修が楽ということ。

木材が腐るとしても上部のデッキ部分だけなので

もしデッキの全面張り替えになったとしても

作業は自分1人で1日かからないだろう。

 

手始めにデッキでビールと七輪。

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夕方涼しくなってくると気持ちがいい。

野菜が美味しい季節。

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普段はピーマンを食べない子どもたちも

肉詰めにするとガブリ。

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近所の市場で買えるトウモロコシが美味しくて、

今年は本当にたくさん食べた。

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日中は日差しが暑いので

ネットでタープと取り付け金具を購入。

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余った端材を斜めに伸ばしてタープを張ってみた。

一人しみじみとお茶を飲む2歳の二男。。

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子どもたちのいとこや友達が遊びに来てくれた時も

この夏は大活躍してくれたウッドデッキ 。

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あと何気に楽しいのがお風呂あがりに

家族みんなでデッキで涼むこと。

夜外に出るのが楽しいのか子どもたちも

デッキに出たがる。

最近は秋の虫が鳴いていて月もきれいで気持ちいい。

 

後々は屋根を付けたり壁も付けてサンルームにしたり

少しずつ手を入れていこうと思っている。

 

間口4m奥行き2m。

作業日数1日。

予算10万円。

我が家のこの夏大一番のウッドデッキ 作りでした。

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